ワードプレスでホームページを作成するときに必要な能力

2021年9月16日

管理画面を操作する能力

いろいろな方にワードプレスでホームページを作成する手順を教えてきて感じたことですが、管理画面を見るだけで思考が停止する方がいらっしゃいます。もちろんその気持ちもわかります。なぜならワードプレスはボタンの数が多いからです。

もし今までにどこかの無料ブログを作成したり、操作したことがある方なら特に違和感はないと思います。ワードプレスはブログの機能を持ったものなので、管理画面が他の無料ブログと似ているからです。

でも、無料ブログに触れたことも無い方だと、管理画面を見た瞬間に「見たくない」という感情が湧いてくるのも当然かもしれません。数えたわけではありませんが、ワードプレスは50ぐらいのボタンの配置を覚えることから始まると思います。ワードプレスを使い始めて最初にぶつかる壁が「こんなことがしたい」ということのイメージはあっても、その「ボタンがどこにあるのかがわからない」というものです。

これの対処法は簡単です!「慣れ」です。

「慣れたら誰でもできるよ!」と仰りたいことはわかります。でも、そのとおり「慣れ」でなんとでもなるのがワードプレスです。逆に考えてみてください。

以前からのホームページ作成は「慣れ」でできるでしょうか?もちろんできません。ホームページを構成している専門の言語を覚えないと何ともならないからです。別の国の言語をしっかり覚えてからでないとホームページは作成できない感覚です。でもワードプレスは「慣れ」でホームページを作成し記事の更新もできます。費用をかけて外部に頼まなくても「慣れ」だけで何とかなります。

ご自身の普段の生活を思い出してみてください。今の仕事や家事、勉強は何も覚えなくてもできることだったでしょうか?そんなことありませんよね。少しずつ覚えていったはずです。例えば料理なら作ったことないものを作ることはできません。作りたければ、素材と作り方を調べると思います。それに包丁の使い方や肉の切り方、灰汁の取り方など、少しずつ学んでいったはずです。ワードプレスもそれと同じです。少しずつ「慣れ」ていくことが大切だと思います。

そのんななかで、これができない方には厳しそうというものがあります。普段の生活で興味がなくてしたことがない方もいるでしょうが、ロールプレイングゲームを難しいと感じる方です。例えば有名なロールプレイングゲームにドラ○ンクエストというものがありますが、ストーリーの理解などを考えれば対象年齢は8歳くらいからになるでしょうか。

もう少し年齢を引き上げて考えて見てみると、小学校4年生くらいからできるゲームですが、このゲームを難しいと捉える方にはワードプレスは取っ付き難いと思います。ロールプレイングゲームはワードプレスと管理画面は違いますが、よく似た操作があります。それはボタンを押すと違う画面が開き、戻るボタンを押すと前の画面に戻るという操作です。

あるボタンの中には違う画面があり、さらにその中には違う画面へいくボタンがあったりします。この新しい操作画面に行き、戻ってきて、また違う画面へ行くという操作を難しいと感じる、または馴染みがない方にはワードプレスは今までの人生で始めて体験する画面操作になります。

最初は難しいと感じるかもしれませんが、これは「慣れ」で解決できます。何度も同じ操作をしているとどこに何のボタンがあるのか身体で覚えて感覚で何とかなるようになります。もし、ワードプレスの画面が難しいと感じてホームページを制作を無理と感じる方には対処方法が3つあります。

あくまでも管理画面になれるための処置なのでワードプレスでホームページが作成できるようになる訳ではありませんが、今しなければ3ヵ月後ももちろんできない自分がいます。最初は気分的に嫌で重い腰を上げるには労力が必要ですが、できるようになれば面白く感じる部分が出てくると思います。「食わず嫌い」にならないように試して見ることをお勧めします。

上からお勧めする順番に並んでいます。これはワードプレスでホームページを作るときに無駄にならないよに考えてありますが、敷居が高いと感じるようなら楽しんで行えるものから始めて見るともいます。

ワードプレスのボタンを全て押してみる(書籍を購入しても良い)
コツ:この一回で覚えようとしない

パソコンの中に入っているソフトや無料でダウンロードしてきたソフト、購入したソフトなどもそうですが、覚えるのに一番早いのは全てのボタンを押してみることです。

「このボタンを押すとこんな変化があるのか…」ということを覚えなくてもいいので体感することです。このときの取り組み方で大切なのは、「この一回の操作で覚えようとしない」ことです。

全てのボタンを一回押すだけで覚えようとするとストレスが溜まります。訳がわからない状態でも一通りボタンを押してみると何となくみえてくることがあります。ビジネス書籍や参考書などを読むときのコツのひとつに、「まず目次を読んでみる」というものがありますが、それとよく似ています。

目次には1章、2章、3章…とあり、そのなかに1項、2項、3項というようにさらに分解されて載っています。これはワードプレスだと、あるボタンを押すとさらにいろいろなボタンがあるのと似ています。まず、わからないながらも全てのボタンを押す(書籍の目次を見る)ことで、何となく知らない知識が頭に入ってきます。

このとき頭に知識が入って覚えている実感がなくても大丈夫です。というよりも、何か知らないことを始めるときには新しい単語や知識が出てくるので覚えられなくて当然です。世の中には一度見たことを覚えられる頭の持ち主もいますが、そんな方たちはほんの一握りです。気にする必要もありません。

一通りボタンを押すことで「こんなモノがあるんだな」ということが感じられます。初めて取り組むことは、いつだって知らない知識で満ち溢れています。どんな事でも、なんとなく掴むことが第一歩で物事をスタートするときの当たり前だからです。なので軽い気持ちで、まずボタンを押してみましょう。ボタンを押して、押す前と押した後でどういう変化が起きているのかがわからない場合は、簡単なワードプレスの書籍を買ってみて、前から順番にこなしてみましょう。そうすれば、見えてくるものがあります。